推し活をしていると、気づかないうちに「情弱モード」に入ってしまう瞬間があります。
“限定”“抽選”“今だけ”といった言葉に胸がざわつき、気づけば想定外の出費をしている──。
私自身も、感情の勢いにまかせて購入し、あとで落ち込む夜を何度も経験してきました。
「なんでまた買っちゃったんだろう」
「今度こそ抑えるつもりだったのに…」

そんな後悔を重ねながらも、推し活をやめたいわけじゃない。
ただ、もっと上手に楽しみたいだけなんですよね。
あるとき私は、散財の原因を一つずつ見直したことで、大きな”気づき”を得ました。
その気づきこそが、私の推し活を劇的に変えたのです。
この記事では、その経験を元に、
無理なく・楽しく・後悔しない推し活に変えるための「3つの仕組みと判断基準」を紹介します。
あなたの推し活が“自分らしく楽しめるもの”に変わるヒントになれば嬉しいです。
結論:推し活で情弱になるのは“判断基準がない状態”だから起きる
推し活で「情弱になってしまう」と聞くと、
自分が劣っているように感じてしまいがちです。
ですが、散財してしまう人を多く見てきた私は、はっきりと言えます。
情弱とは弱さではありません。
「判断基準がない状態」によって、感情に振り回されてしまっているだけなのです。

推し活は感情が大きく動く世界。
好き・嬉しい・会いたい──この気持ちが強くなるほど、人は冷静さを失いやすくなります。
私も、不要なCDを10枚買ったり、抽選イベントのために生活費を削ったり、
推しの一言で勢い課金したりと、数え切れないほど失敗をしてきました。
でも、あなたが悪いのではありません。
そして「意思の弱さ」でもありません。
推し活そのものが、感情を揺さぶるように作られているからです。
この記事では、
この“揺さぶりの構造”を理解し、
後悔しないための仕組みや判断基準を、私の体験談も交えながら丁寧に解説します。
まずは“なぜ情弱になったのか”を理解する(体験談ベース)
推し活で感情が暴走した瞬間と後悔の記憶
私の場合、一番のやらかしは「限定」と「抽選」に弱かったこと。
ライブチケット抽選で落選して落ち込んでいたとき、
「この特典つきCDを買うと、追加応募できる」というアナウンスが来ました。
その瞬間、
まるで救われたような気がして、
本来買う予定のなかった枚数を一気にポチったんです。
結局当選はしなかったし、
手元に残った大量のCDを見て、
思わず座り込んでしまいました。
あのときの虚しさは、正直忘れられません。

推し活では決して珍しいことではありません。
でも、この感情の暴走は推し活では本当によくあることなんです。
限定・抽選・希少性に弱くなる心理の正体
推し活で人がお金を使いすぎるのにはちゃんと理由があります。
これはすべて、
“損したくない”という人間の本能によるもの。
だからあなたが悪いわけじゃないんです。
誰でも同じように揺れてしまいます。
SNS比較が情弱化を加速させる理由
SNSを見ると、上には上がいます。
・トレカをコンプしている人
・10連で神引きしている人
・イベントに大量応募している人
そんな人を目にするたびに…
「私もやらなきゃ」「私は足りてないのかな」
そう思わされる。
でも忘れてはいけません。
“あれは他人の努力値であって、あなたの努力値ではない”ということ。
他人と比べた瞬間、
推し活は苦しみに変わります。
そして、比較が進むほど、
判断基準は曖昧になり、散財しやすくなってしまう。
判断基準の欠如が生む連鎖的な散財の仕組み
私も判断基準がなかった頃は、
常に“その場の感情”でお金を決めていました。
- 「この瞬間だけは後悔したくない」
- 「今買わなきゃチャンスを逃すかも」
この感情で動いている間、
私は完全に情弱モードでした。
でも、冷静に考えれば分かります。
推し活は長距離走。
一瞬の感情で全力ダッシュすると、必ずどこかでバテる。
だからこそ、基準が必要なんです。
情弱な推し活を生む3つの要因(心理×構造)
①損失回避で「逃したくない」心理が暴走する
人は“得する”より“損しない”ほうを優先します。
抽選イベントや限定特典が多いのは、その性質を利用しているから。
だから「逃したくない」が優先されてしまうんです。
②希少性バイアスで価値を過大評価する
「数量限定」「初回生産分のみ」
この言葉にどれだけ振り回されたことか。
冷静になれば本当に必要なものは一つなのに、
買いすぎてしまう。
③企業の課金導線に乗りやすい構造
これは“罠”ではなく“仕組み”。
推し活ビジネスは「一番気持ちが高ぶった瞬間」に購入を促すように作られています。
つまり、あなたのせいではない。
仕組みを知らないまま戦えば、そりゃ負ける。

「仕組み→実行例」という関係に揃えます。
散財を防ぐ3つの仕組み
その1:課金ルールを先に決める
推し活で一番の地雷は、
「その場の感情で金額を決めること」です。
感情が高ぶった状態で判断すると、人は必ず甘くなります。
だから必要なのは、
「今どう感じているか」ではなく
“事前に決めたルール”で判断する仕組み。
課金ルールがある人/ない人の決定的な違い

これは意志の強さではありません。
仕組みの有無です。
課金ルールとは「自分を縛るもの」ではない
多くの人が誤解しますが、
課金ルールは我慢のためのものではありません。
むしろ逆。
この状態を作るための安全装置です。
その2:推し活の優先順位を見える化する
推し活が苦しくなる最大の原因は、
「全部追わなきゃいけない気がする」
この思い込みです。
でも現実的に、
すべてを追える人なんてほとんどいません。
優先順位がないと、すべてが“同じ重さ”になる
優先順位がない状態では、
全部が「逃したら後悔しそう」に見えてしまう。
これが散財の正体です。
優先順位は「追わない勇気」をくれる
優先順位を決めると、
と、自然に判断できるようになります。
これは諦めではなく、
推し活を長く続けるための戦略です。
その3:感情を言語化して冷静スイッチを作る
散財の直前、人の頭の中はとてもシンプルです。
この状態では、判断はほぼできません。
感情は悪者ではない。でも“無言”が危険
感情そのものは悪くありません。
問題なのは、
感情に名前をつけないまま行動すること。
言葉にした瞬間、
感情は「暴走」から「観察対象」に変わります。
言語化=感情にブレーキをかける行為
これを自分で認識できた時点で、
衝動課金の8割は止まります。
「今日からできる“情弱卒業ステップ”まとめ」
ここからは
上の3つの仕組みを、そのまま行動に落とす章です。

新しい話はしません。
「じゃあ何をすればいいの?」にだけ分かりやすく答えます。
ステップ①推し活用の「マイルール」を作る(仕組み①)
紙でもメモでもOK。5分で十分です。
以下がメモの例です。

「月いくらまで」「何を最優先にするか」を決めるだけで、散財と後悔は大きく減ります。
迷いが激減し、
「買ったあとに自分を責める時間」が消えます。
ステップ②「やらない推し活」を決める(仕組み①+②)
- 大量応募はしない
- 興味の薄いイベントは追わない
- 比較目的でSNSを見ない
これ判断基準を減らすための仕組み。
判断回数が減ると、散財も減ります。
ステップ③買う前の「10秒チェック」(仕組み③)

買う前にこの3つだけ。
感情を言語化する即席ブレーキです。
ステップ④優先順位リストを作る(仕組み②)
S:絶対やりたい
A:余裕があれば
B:無理しない
優先順位をつけると「全部欲しい」が自然に消えます。
ステップ⑤比較しない環境を作る(仕組み②)
- SNSを見る時間を決める
- ミュート・フォロー整理
- 情報を減らす
優先順位を守るための環境設計です。
ステップ⑥感情メモを残す(仕組み③)

買いたくなった瞬間に一言。
- くやしい
- 焦ってる
- 置いていかれた気がする
感情を言語化する習慣が、
情弱モードを根本から減らします。
まとめ:情弱な推し活から抜け出すカギは「意思」ではなく「仕組み」
推し活で散財してしまうと、
多くの人はこう思います。
でも、この記事でお伝えしてきた通り、
それは間違いです。
情弱な推し活の正体は、
「判断基準がないまま、感情で動いてしまう状態」。
だから必要なのは、
我慢でも根性でもありません。
散財を防ぐ3つの“仕組み”
この3つがそろうと、
推し活は一気に安定します。
それを行動に落としたのが「情弱卒業ステップ」
どれも難しいことではありません。
小さな仕組みの積み重ねです。
推し活は本来、
あなたを幸せにするためのもの。
苦しみながら続ける必要はありません。
今日からはぜひ、
「感情で頑張る推し活」ではなく
「仕組みで守る推し活」に変えていきましょう。
Q&A

Q:推し活にお金を使う人は情弱ですか?

いいえ。基準がないまま使う状態が情弱です。

Q:どれくらい課金したらやりすぎ?

生活費に触れたらアウト。心が苦しいなら要調整です。

Q:特典会のための大量買いはダメ?

ダメではありません。目的が曖昧だと後悔しやすいだけです。

Q:SNSを見ると落ち込みます。

正常です。SNSは成功シーンだけの世界です。

Q:推し活がやめられません。

やめなくてOK。仕組みでコントロールしましょう。


